天真爛漫誕生秘話 天真爛漫アーカイブへ戻る
1988年3月 |
大学の演劇部を引退後、お芝居の活動拠点を模索していた小波こなみは、大ファンだった劇団青い鳥をお手本に、「女の子ばっかりの劇団を作ろう!」と思い立つ。1人ではできないので、人集めをするため、お芝居好きの集まるところに行こうと考えていたちょうどそのとき目についたのが、これまた大ファンだった劇団プロジェクトナビの大阪公演のチラシ。そこで、いきなりプロジェクトナビに近鉄小劇場「雪をわたって・・・」のロビー周りお手伝いをさせて欲しいというお願いの手紙を出す。ありがたいことにさっそく連絡を頂き、めでたくお手伝いすることに。1人では心細いので、大学の後輩の牧薫子(後に天真爛漫に参加)を誘い、チケットもぎりなどを経験。
ナビのお手伝いのとき知り合った永地志乃(後に天真爛漫に参加)に、「今後もこういうお手伝いがしたいなら、近鉄劇場のプロデューサーの松原さんにお願いした方がいいよ。」との助言をもらう。しかし、松原さんとは何の面識もなかったので、その場は黙って家に帰り、さっそくお手紙を書く。「劇場のお手伝いをさせてください。」 これまた幸運なことに、松原さんからすぐにお返事をいただき、ヴィレッヂ(劇団新感線の制作を担当している会社です)の方々を紹介していただく。 |
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5月 |
ヴィレッヂからの派遣で、夢の遊眠社「半神」にて物販デビュー。
そこで、前山(天真爛漫旗上げメンバー。劇団制作として裏方に従事。1995年退団。)と出会う。物販の手伝いに来ている子は、なにかしらの劇団に所属している子が多く、その中で唯一所属のなかった前山に声をかけ、一緒に劇団を作ることに。劇団の宣伝も兼ねて情報紙を先に発行しようということも決まり「Back Stage」というB4裏表1枚物の新聞の発行を開始する。 (1988.7〜10回発行)
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1988年5月の主な近鉄劇場公演 ●劇団夢の遊眠社「半神」 |
9月 |
近鉄劇場で物販をやっていた女の子や、前山の友人、小波の後輩などに声をかけ、ようやく女の子5人が集まって「劇団天真爛漫」を旗上げ。 (上演作品は劇団年表へ) |
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1995年3月 |
天真爛漫BS部門設立。物販等のスタッフ手配を始める。 | |
1997年〜 |
劇団部門の活動を一時休止。 | |
1997年6月 |
小波こなみが天馬行空プロデュース「月狂夜」で、初の外部演出。 | |
2004年2月 |
近鉄劇場の閉館とともにBS部門の活動を停止。 |